子供からお年寄りまでを見比べて漠然と感じていたこと。
皮下脂肪のたわみ、顔のたるみが年齢に比例していること。
70歳を越えたあたりから脂肪が減少し、皮膚がより強くたわむのは加齢によるもので仕方のないこととして受け入れていました。
子どもは皮の張りも違いますし、毎日の皮膚再生力もまったく違いますので、当然のことです。子供のころ太っていた子も成人になればしっかりした身体つきだったりするものです。
基本的なメカニズムは簡単にいうと皮下脂肪の重さにより皮下組織と骨をつないでいる組織が伸びていくというもの。幾つかパターンはありますが、基本は重力と脂肪がある限り避けられないのでしょう。
ですから、歳が経てば皮下脂肪はたわみ、顔は弛むのです。しかし皮に弾力があるうちに、皮を弛ませる錘(脂肪)を除去しておけば、かなりアンチエイジングになるのではないだろうか・・・・と考えてはいました。
そこで器具などで顔をマッサージしたり器具で脂肪に刺激を与えたりするのですが、一瞬脂肪が落ちたような錯覚に陥るのですが、長い施術後、実際には目に見えた効果が出ませんでした。これがなかなか難しいわけです。
人間の身体は90%が水分でできていますので、脂肪部分に強い刺激を与えれば一時的に水分が移動・減少し痩せたような錯覚に陥ります。実際のところ10g単位で体重を計れる機器で測定しても、代謝による変化以上の変化が無いということは、メンテナンスや薬品、施術によって脂肪が減少しているとは言い切れないのではないかと感じました。
そんな抵抗をしながらも心のどこかでは
「年をとれば顔は大きくなり頬は弛んでくるもんなんだ」
「シャープな顎は20歳の証なんだ」
と思っていたのですが、今回のダイエットで顎は昔のようにシャープになり、首も細く、身体も弛んでいる部分が無くなりました。
皮下脂肪が減ったため重さが減少し伸びていた組織が戻ったとかんがえられるのです。
もちろん肌は老化していますので、ハリが無くツヤが無く汚いのは年相応。伸びた組織も完全には戻ってはいないのでしょう。
ですから、昔の状態とまではいきませんが、糖質制限と食事量制限によって、たわみが取れたことがなによりのダイエットの副産物だったかもしれません。
局所的にいろいろな器具で部分痩せを試みていましたが、身体全体を絞り込むのが最も効果的なのかも知れません。
‣基礎代謝量をダイエットの目標値に