糖質制限ダイエット 心筋梗塞・心不全・動脈硬化・脳梗塞の可能性

「糖質制限ダイエットは心筋梗塞・心不全・動脈硬化・脳梗塞の可能性がある」という記事を見た複数の方から問い合わせがあったのでブログします。

糖質制限をすれば何をたべてもいい?

つまり極論からすれば

糖質を含む食材を一切食べないかわりに、サーロインステーキは好きなだけ食べても良い

ということです。

確かに、この方法は効果的にやせる事ができるうえに、脂肪を食べることができる分、楽にやせる事ができるのですが、動物性脂肪の大量摂取は、LDLコレステロールの上昇により高脂血症が進み、それは循環器系の疾患に直結します。つまり心筋梗塞・心不全・動脈硬化・脳梗塞のリスクが高まってしまいます。

健康的な糖質制限ダイエットとは?

大まかにまとめれば以下のような方法を基本とします

  • 食事の最初は必ずサラダを60g以上10分かけて食べる。
  • 肉・魚などのたんぱく質も積極的に食べる。肉は赤身のみ。魚は脂の乗った魚でも問題は無い。
  • 玄米・白米を一日150g前後を目安に食べる。食べるタイミングは食事開始から15分以降。
  • 夜は糖質の含む食材を極力制限する。
  • 一日の総カロリーは基礎代謝を目安に調節する。

以上を守って食物繊維とたんぱく質を補給しながら糖質も少なく取り入れ、身体の組成メカニズムが極端にならないようにしながら糖質制限ダイエットをおこなうのが、糖質制限ダイエットによって心筋梗塞・心不全・動脈硬化・脳梗塞の可能性といろいろなリスクを軽減できると思います。