デスクワークダイエットというタイトルはおかしい気もしますが、とにかくデスクワークするだけで痩せる方法として実績を残すことができた、また現在もさらに体脂肪減少中という好実績のため、せっかくなので皆さんにも紹介します。
海外では普及している「スタンディングデスク」ダイエット
「スタンディングデスク」とは、椅子に座らずに立ってデスクワークをすることです。海外では古くから仕事の効率をあげるために、採用している会社もあるといいます。
日本ではまだ気分転換程度として、高さを自由に上げ下げできるデスクを採用している会社もあるらしいが、まだ一部に留まっていて、やはり基本は座って仕事をするスタイルが一般的です。
ですが、1日6時間以上座っている人の死亡率は高くなるという統計結果も出ていますし、同じ姿勢のまま長時間いることで、一か所に集中する負荷がいろいろな症状へと結びついていったりもします。
肩こり、腰痛、神経痛、頭痛は典型的な症状だといえます。
私の場合、自宅でひたすら仕事をする環境のため、運動不足にはとことん悩んできました。いろんな器具も買ったし、ウォーキングやジョギングもしました。仕事しながら、低周波パッドで腹筋をグイグイさせたり。
でも、なかなか続かないもんですよ。というのも、しばらくすると飽きるから。
そして何より、健康を維持するためとはいえ、そのためだけに費やす時間がもったいないというか、非建設的というか、とにかく面白くないし。
ウォーキングも刺激があるうちはいいんですけどね、景色が変わったり、新しい店を発見したり、それでも半年もすれば新鮮味は無くなり、飽きてしまい、続かなくなりました。
そして再び室内でのトレーニングを始めましたが、続かないんですよね。はじめは楽しくても、しばらくすれば飽きるという。時間も勿体ないし、仕事が立て込んでるときに、のんきにエクササイズしている余裕も無いし・・・。
立って仕事すれば少しは負荷になるかも・・・
ネットで調べると、意外とスタンディングデスクの効果に関する評価が高いので、とりあえず、段ボールのうえに板を敷いてキーボードを乗せて仕事をすることにした。
スタンディングデスクの最大の欠点は、膝に負担がかかること。
この一点に尽きます。
5分置きに膝に負担をかけないよう屈伸をするか、机などで体を支えながらゆっくりと屈伸するなどして、常に膝を動かしながら、朝から夕方まで。
姿勢にも気をつけて、両足に同じ体重が乗るように、つま先とかかとにも同じ重さになるよう、バランスよく4点支持させて直立します。腰などもまっすぐに、全身はリラックスさせて、両足の幅を縮めたり広げたり。
1か月半で結果は体脂肪率3%減、
そして、筋肉量増、基礎代謝増です。お腹の皮下脂肪に真っ先に効きました。
現時点では内臓脂肪にどれだけ効いてくるかわかりませんが、お腹の皮下脂肪が完全になくなったら、いよいよ内臓脂肪にも働きかけてくるかも知れないので、楽しみにしています。
スタンディングデスクダイエットの優れたところ
スタンディングデスクダイエットの凄いところは、仕事をしているだけで自然にダイエットしていることです。仕事しないときも、とにかく立ったままネットしたりテレビ見たりしているだけ。とにかく食事以外は座らずに生活するだけ。たまに膝が痛くなったら座っていますけど。
世の中には、一日立ち仕事の店員さんはたくさんおられますので、立ち仕事が身体に悪い影響を与えないことも立証されていますが、適時部屋を歩いたり、屈伸したり、椅子に座って休憩したりしながら活用することが望ましいです。
たまにすごくつらいときとかあるので、スタンディングデスク用の椅子(カウンターチェア)などは別途あったほうが良いです。
スタンディングデスクダイエットのメリット・デメリット
メリット
- 脂肪が落ちて代謝が上がる(これ最高!)
- 一日の必要カロリーが増える
- 姿勢が良くなる
- 立っているときのバランスがよくなる
- 立っているので別の行動がしやすい
- 集中力アップ
- 睡眠不足の解消
- 時間の無駄が無い
- 全然飽きない
- 座ることへの喜びまで味わえるようになる
- 背中の痛みが消えた
デメリット
- 適度に屈伸や歩行をしないと膝が痛くなる
- 立ち方が悪いと、足が痺れるようになる
- スタンディングデスク環境を整えるための出費
- もしかすると別の持病をかかえてしまうかもしれない
このように、ほとんどデメリットを感じていないというのが実情です。環境を整えるための費用も、器具を一個買うことを考えれば安いものだし、工夫さえすれば費用もかけずにスタンディングデスク環境が整えられます。
まずはお試しスタンディングデスク
まずは、私のようにいろいろ積み上げて、机のうえを高くして試してみましょう。
机の高さは、まっすぐに立って肘を90度に曲げた高さに机がくる感じがベストです。
あとは微調整をしながら、一番楽な高さになるよう調整します。
2週間程度試してみて、続けられそうなら、かさ上げした高さを計測し、もし35cmだったら、35cmの木箱とかブロックとか踏み台とかを用意して机が倒れたり、ずり落ちたりしないように、しっかりと4点を支えれば大丈夫。滑り止めを敷いたり、多少ずれても机が大から落ちないようにして、安全にスタンディングデスク環境を作り上げていただきたいです。
市販のデスクではこのあたり。
私の場合、デスクの高さが102cmなので、110cmまでサポートしているということは、身長が146cmから185cmぐらいまで対応していることになる(購入前には必ずご自分の机の高さを確認してからご購入ください)
さぁ、一日中自宅で仕事をされていて運動不足でお困りの皆さん、スタンディングデスクワークで一緒に痩せましょう!