ダイエット中には「肉」、特に「脂肪」の摂取は極力減らします
肉は重要なたんぱく質ですが、その際に同時に摂取してしまう脂質がダイエット(減量)の邪魔をします。
特に、ひき肉などはどれだけの脂質が混合された肉を挽いているかもわからないので、ダイエット中の肉の選択肢からは除くのが良いでしょう。
ひき肉が必要な場合は自分で赤身部分だけを挽く(みじん切りにする)ようにします。
赤身肉には脂肪燃焼効果を高める「L-カルニチン」が多く含まれていますので脂質の少ない赤身をのみを選択するのが良いです。
肉を食べる場合の注意点
ダイエット中の肉といえば、鶏の胸肉かささみです。
胸肉をブロックで購入し、皮と脂肪は丁寧に完全に除去したものを調理に使います。鶏のもも肉は皮や脂肪を切り取ったものを。豚の厚切りロースなども脂肪部分は切り取ります。もったいないですけど、こうした取り組みが結果として現れますので頑張ります。
例えばハンバーグが食べたくなったら豚と牛のフィレ肉をみじん切りにし、細かくした肉で合挽としてつくります。
焼肉が食べたくなったときもささみや鶏胸肉をメインにして焼肉のタレの味を下味でしっかりと染み込ませ焼いて食べます。牛でも脂が付いていない赤身肉であれば大丈夫ですが、カロリーは高いので控え目にします。
できればどんな料理も鶏胸肉に置き換えるのが原則です。
鍋が食べたくなってもささみや鶏胸肉で置き換えて食べます。胸肉のバサバサ感がどうしても嫌いだという方は、鶏もも肉でもいいのですが、かならず脂はきれいに取り除いて赤身だけにします。
そうやってささみや鶏胸肉に置き換えて食べることによって、なんとなく肉を食べたくなくなってきます。
鶏肉に飽きるのが大きな要因ですが、脂肪分がついていない肉は、何か元気が出ないというかパサパサ感がつよくなるというか。脂を完全に除去した赤身だけの肉は旨みが少なくなるというか。でもそれは仕方がありません。
牛肉を食べるときも脂肪は全て除去して調理します。霜降り肉は細かく含んだ脂肪は除去しきれませんので避けます。
ひき肉は皮や脂肪がついたまま挽肉に紗加工されている可能性が高いので、自分で頑張ってみじん切りにします。
豚肉のスライスを使う場合も脂肪は全て除去します。除去しやすい肉を買うのですが、除去する手間を考えたら高くても脂のついていないような赤身肉を買ったほうが楽です。なかなか売っていませんけど。
この作業をしていると、肉にどれだけ多くの脂肪がついているかをあらためて認識します。
こんなに大量の脂肪分を気にせずに食べていたんだなぁと。
そういった意味でも「脂肪の除去」は重要です。
ダイエットに向いている肉
- ささみ
- 鶏胸肉
- 豚フィレ
- 鶏もも肉
- 牛フィレ
- 豚ロース
- 牛ロース
ダイエットに向いていない肉
- 手羽先
- 手羽中
- 霜降り牛肉
- 豚バラ
- 牛豚切り落とし
- ひき肉(牛・豚・鶏)
肉だんごが入った野菜たっぷりの鍋はヘルシーに見えますが、挽肉は脂肪がついたまま挽肉にされますので、脂質が多く混ざっています。
また外食する場合も、肉が入った料理には脂肪分が多く含まれています。
- 生姜焼き定食
- ハンバーグ定食
- 焼肉定食
- 唐揚げ定食
- ラーメン
- 餃子
人気のあるこれらのメニューは全て脂肪分がたっぷり含まれています。また調理油もたっぷり使われている場合が多いので、注意しながら選択するのが良いです。